もう一度森の中へ
次の日僕たちはまた集まっていた。昨日僕たちに起きたことを話し合うためだ。
森に小人はいなかった。と思う。しかし僕たち以外にこの裏山で道しるべを残した誰かがいた事は確かだ。
そして、歩いた距離を冷静になって考えると深い山の奥へと歩いて行き。つまりあの時、最初に見つけた矢印がさしていた方向は山の奥へ向かう矢印だったんだと思う。一体だれが付けた矢印かが気になった。そして最後に急激な斜面の方へ向かってなくなっていた。ただ見逃していただけなのか、それとも・・・。
偶然にも斜面を下りる道と美味しそうな臭いのおかげで脱出できたのだが、正直。もう一度あの山に入りたくないと言う気持ちと、誰が付けたのか、なぜ急斜面に繋がっていたのかが気になる。
この街で一番裏山に詳しい御年90歳のしおじいに裏山の事を聞きに行った。
そうするとおんじいが言うには裏山には小人が住んでいて。その小人が書いた目印じゃないか?と言った。ケイタがほら言った通りだろみたいな顔をしたが、小人と言っても印の位置は僕の腰より少し上くらいだから、けっこうデカイ。
ケイタが次は本格的に装備を揃えて、山を捜索してみよう!!と提案してきた。
一週間後。僕たちは登山用の靴にアイテムを揃えまたあの山に入った。
スタートは僕たちが脱出した場所からだ。しばらくすると急斜面が現れた。この周りから散策するが何も出てこない。この斜面を登るかとケイタが言い。僕たちは再び上に上がった。降りるのも大変だったが登るのはもっと大変だ。
最後の矢印のあった場所へ戻ってみた。その途中良く見ると矢印を発見。見逃していたのだ。その矢印の続く方へと森へ入っていく。
前と違って昼だと言うのに森の中は光が余り入って来なく暗い。
次の矢印をケイタが見つけた。ケイタがなぜか上を見上げたまま立ち止まる。みんながどうした?とケイタの方に駆け寄り矢印を見た。その矢印は次は上を指していた。
上??目の前には大きな大木がどっしりと構えていた。
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